土地選びには様々なチェックポイントがあります。
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住まいづくりにおいては、土地の条件が建物プランに大きく影響してきますが、可能であれば土地探しとベースとなる建物プランの作成を同時進行させることをおすすめします。
良い土地を見つけるためには、現地に足を運び、多くの土地を見ることがポイントになりますが、現地を見る際には様々なチェックポイントがありますので、以下にまとめます。
できれば信頼できる住宅会社の担当者に同行してもらい、建築のプロの目線によるアドバイスをしてもらうようにしましょう。
公示価格や基準地価格を参考に近隣の地価相場を前もって把握しておきましょう。
また、なるべく多くの土地を見てまわって近隣の地価の相場感覚を身につけましょう。
土地は後で買い足せないので、必要な大きさの建物が建てられるだけの十分な面積があるかチェックしましょう。
不整形な土地や傾斜地は、建物のプランニングに様々な制約が出てきます。
土地の形状や地勢をしっかりチェックしましょう。
方位は、日照や通風、間取りなど建物のプランニングに大きく影響します。
隣地との接し方や道路との関係を含めてしっかりチェックしましょう。
道路との関係で建物に様々な制約が生じますので、前面道路の種類や幅員などはしっかりチェックしましょう。
幅員はできれば6m以上、最低でも4m以上は欲しいところです。
周辺の建物の高さや緑の多さ、自治体の施設やサービスの充実度などをチェックすると共に、
悪臭や大きな音の出る工場などの嫌悪施設や危険施設が無いかもチェックしましょう。
最寄駅、バス停までの距離や経路、さらには運行状況もチェックしましょう。
また、朝夕の人や車の流れもチェックしておきたいポイントです。
買い物や病院、通学などの日常の生活利便性をチェックしましょう。
さらには、銀行や郵便局などもチェックしておきたいポイントです。
気に入った土地があれば、平日と休日、昼と夜、天気の良い時と悪い時など、条件をかえて何回かチェックしてみましょう。
価格やエリアにばかり目がいきがちですが、建物のプランを考えた場合、
土地の形状や地勢、道路に対する接地長さや道路との位置関係は必ずチェックしたいポイントです。
以下に土地の形状や地勢などからみる土地選びのチェックポイントをまとめてみます。
一般に土地は長方形で東西に長い敷地が良いとされています。
一方、不整形地の場合は、建物の形状や間取り、日照や通風などプランニング力でカバーが必要ですが、金額が安くかえってお買い得という場合もあります。
平坦地が理想ですが、道路や隣地との高低差もしっかりチェックしておきましょう。
傾斜地はなるべく避けたいところですが、比較的安価で、景観の良さを利用した個性的な建物を建てることができる場合もあります。ただし、災害時などに大事に至らないか事前に専門家にしっかり確認をしておく必要があります。
間口の狭い敷地は広い部屋を設けにくくなったり、廊下の配置などにもプランニング力が必要になってきます。
間口7m以下になるとかなりの制約が生まれます。隣地との関係などを考えると、できれば12m以上欲しいところです。
南側道路の場合は、南面が大きく開くため、日中でも家の中に光を取り入れやすいというメリットがあり評価が高くなります。
一方、評価は低いものの北側道路でも、道路からの視線が気にならず、比較的静かに過ごせるといったメリットもあります。
また、道路との関係からは、二方向が道路に接している角地が評価も高く、それも東南角地、続いて南西角地が良いとされています。
土地の購入決定に迷われている方には、「プロ」として3つのポイントをお伝えします。
土地の価格はそれ相応に決められており、掘り出し物は滅多にありません。
大切なことは土地に対しての優先順位をはっきりさせることです。
今まで多くの方々の住まいづくりという夢を実現させていただきましたが、全ての要素に100%満足された方は、ほとんどいらっしゃいません。
例えば優先順位をつけた結果、優先項目のほとんどが満足いくものであったとしても、それだけ希望にかなう土地というのは、価格面での満足がなかなか得られないケースが多くあります。
もちろん予算がいくらでもある方ならば、100%満足もありうるかもしれませんが、ほとんどの方は限られた予算でできるだけ良いものを購入されようとします。
総合的に7~8割満足されたら買い時だと判断されることをお勧めします。
土地という商品は一物一価で、どれ一つとっても同じものはありませんので、一つの土地を複数の方々で取り合うということもよく起こります。もちろん、その土地で希望する住まいが建てられるかどうか、住宅会社がスピーディーに建物プランと見積を提出することが必須条件になりますが、気に入った土地があればできるだけ早く決断をして、購入申込をされることをお勧めします。
「しばらく考えるから」とおっしゃる方も多くいらっしゃいますが、その間に別の方に押さえられてしまうということがよくあります。そうなるとせっかく探しに探してゴールが見えてきたのに、また振り出しに戻ってしまいます。
土地がなかなか決まらないお客様は、100%の土地を探しておられるか、気に入ってもなかなか決断できない方がほとんどです。
今、検討されている土地は「縁」であると思っていただくことが必要なこともあります。
この土地選びのコツを参考に土地探しをされて、気に入った土地があればスピードをもって決断してください。
多くの土地を見ると、誰もが迷ってくるものです。
全てが理想通りの完璧な土地はありません。
どの土地を見ても何らかの不満があるはずです。
そういう時は、住まいづくりの動機を思い出してください。
後悔しない住まいづくりをするために、住まいづくりの動機を忘れないようにしましょう。
また、住まいづくりの動機を基準軸として、土地のランキングをしていくと迷わずに土地探しを進めていくことができます。